八重山で見られる花〜3〜
 

車輪状に出る葉と、花序のひとつひとつの花が梅に似ているとのことでこの名がつきました。花は白色で初夏に咲きます。高速道路や海岸に近い公園などにもよく植栽されています。

 

トックリキワタの「トックリ」は、この植物の幹の部分がトックリの姿に類似していたことがて、「ワタ」はこの植物は開花すると、花の内部から白い綿毛の種がワタと似ていたため、この名前が付けられたそうです。

 

薄い花びらや、一日花である性質から「繊細な美」というイメージが付いたと思われます。次々に咲くものの、一輪一輪の繊細さは、美しい女性の姿にたとえられます。

 

野山に自生し、牡丹のように美しい植物ということから名前がつけられたそうです。ノボタンの花期は長く7月から11月まで開花しています。

 

名前の由来は、樹液が有毒で目に付くと目が脹れることから。5-11月に、4cm程の白色の漏斗形の花をつけます。石垣島では街路樹などで植栽されています

 

沖縄などでも1年中咲いていて方言名はアカバナーといいます。 一日花だが次々に蕾をつけて咲きます。園芸品種はハイビスカスの名で親しまれています。

 

紫式部は、日本に古くから自生している樹木の1つです。葉っぱの緑色が美しく、秋には紫色の実を付けます。丈夫で育てやすいことから、近年になって庭木として広く利用されるようになりました。

 

夏から晩秋まで、よく分枝した枝先の先がとがった長楕円形の葉のわきに、夕方から細長い筒状の先端が星形に開き始め、夜になると緑がかった黄白色の小さな花が甘く香ります。我が家の庭にも咲いています。

 

名前のとおり、葉や花をつぶすとニンニクのような臭いがします。花が順々に咲くので、咲き始めの明るい紫から薄い赤紫、ピンク、花の終わりの白まで、満開のときはにぎやかです。



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